クラップスのルールガイド：クラシックなサイコロゲームを初心者向けに解説

クラップスは多くのギャンブル施設で見かけるクラシックなカジノゲームですが、ビットカジノでは複数のゲームプロバイダーによるオンライン版を手軽に楽しめます。テーブルレイアウトは一見複雑でありながらも、ルール自体は覚えやすく、ベットの種類とゲームの流れを理解すれば十分に習得可能です。 

本記事では、クラップスの遊び方に興味がある方に向けて、ボードの見方からゲーム中に起こり得る展開、初心者が押さえておきたい重要ポイントまでを順を追って説明します。 

クラップスとはどんなゲーム？ 

クラップス（別名セブンイレブン）は、ポーカーやライブルーレット、バカラと並ぶ代表的なサイコロゲームです。カードやホイールではなく2個の6面ダイスを使い、大きなテーブルを舞台に独特のカジノ体験を生み出します。 

店舗型カジノでは幅広いプレイヤーが1卓に集まり、最大20人が同時参加。1人ずつ順番にシューター（ダイスを振る人）を務めます。一方、オンライン版はプレイヤー対ハウスの形式に簡略化され、多くの場合シューターは設けられていません。基本的なベットの種類はそのまま残るものの、現場特有の社交的なムードは若干薄れていると言わざるを得ないでしょう。 

クラップスならではの魅力

クラップスは、スピード感のある展開、熱気あふれる雰囲気、そして豊富なベットオプションがクラップスの大きな魅力です。店舗型カジノにおいては、シューターを応援する一体感が生まれ、毎ラウンドが他のゲームにはない高揚感を伴います。

ベットシステムも多彩であるため戦略面でも深く、パスラインのような定番から、リスクと配当が高いプロポジションベットまで自由に選択できます。なお、柔軟性はルーレットのアウトサイドベットに匹敵しますが、2個のダイスによる組み合わせは、37個の番号が並ぶホイールよりも結果をイメージしやすい点が特徴です。 

クラップステーブルを詳しく見てみよう

クラップスのテーブルは一見すると難解に感じられるかもしれませんが、レイアウトを把握すれば意外にシンプルであることに気づくでしょう。区分された各エリアにチップを置くことで、次のロールに対するベット内容が決まります。 

店舗型カジノのテーブルは大きく感じるものの、複数のプレイヤーに対応するため左右対称に同じセクションを配置しているだけであり、オンライン版では片側だけで機能します。 

それでは、クラップステーブルに描かれた各セクションと意味を、順番に確認していきます。

パスラインとドントパスバー

パスラインとドントパスバーは最下段に並びます。多くのレイアウトでは、パスラインが外側、ドントパスバーが内側上部に配置されています。 

カムとドントカム 

カムベットエリアは中央に描かれた大きなバーで、ドントパスバーの真上に置かれるケースが主流です。ドントカムはカムベットエリアに隣接して配置されることが多いものの、レイアウトによって左右または上方へ移動する場合もあります。 

ポイント数字

テーブル上端に並ぶ番号（4、5、6、8、9、10）がポイントエリアです。ポイントが決まると、パックが該当番号の上に置かれ、ゲーム状態を示します。カムエリア直上に配置されることが多いものの、ハードウェイベット上段に移され、ドントカムが隣接するレイアウトも見られます。 

フィールドベット

フィールドベットのエリアはカムエリア直下に描かれます。レイアウトによって、カムエリアとほぼ同寸になる場合や、どちらか一方を大きくする場合があります。 

プロポジションベット

これまでのエリアは左右対称に複製されるのが一般的ですが、プロポジションベットはテーブル中央を独占します。プロポジションセクションにはハードウェイベットと1ロールベットがまとめられ、非対称レイアウトでは片側だけに置かれることもあります。

ウォール

サイコロが外へ飛び出さないよう、テーブル周囲には高いバックウォール（壁）が設けられています。公式ルールでは、シューターはダイスをバックウォールにきちんと当てるまで投げる義務があり、届かなかった場合はロールが無効となり再投が指示されるのも面白いところです。

プレイヤーの役割（シューターとベッター）

クラップスでは、プレイヤーは二つの役割に分かれ、ダイスを振る担当がシューター、それ以外の参加者がベッターとなります。どちらも同じ種類のベットを選択できますが、同時に両方を兼ねることはできません。 

シューターになるには、カムアウトロールの前にパスラインまたはドントパスバーのどちらかへ賭ける必要があります。他のベットも置けますが、まずパスライン系ベットで資格を得なければなりません。ポイントが確定した後は、ポイントか7を出すまでロールが続き、途中で別のプレイヤーへ順番を譲ることも可能です。 

ベッターには制限がなく、パスライン系を含む任意のベットをいつでも置けます。ルーレットやブラックジャックと同様、好きなタイミングでテーブルを離れて構いません。 

カジノクラップスにおける二役のまとめは以下のとおりです。

シューターの禁止行為

シューターは順番を交代するまで、次の行為を避けなければなりません。

• サイコロは2個とも必ず使用する
• 片手で投げる
• バックウォールに当てて跳ね返す 
• テーブル外へ投げ出さない
• スライドさせずに投げる
• 出目を操作しようとしない 

上記の制限は公平性とエンターテインメント性を守るために設けられています。規定を守る範囲であれば、壁に当てて転がす投げ方は自由に工夫でき、クラップス独特の盛り上がりを生み出します。 

ただし、オンライン版クラップスには上記の投げ方ルールが存在しません。ほとんどのゲームは乱数発生器（RNG）が出目を決定するデジタル方式のため、投げ方の技術を気にする必要がないためです。ビットカジノのライブテーブルでは自動ダイス投げ機構が用意され、参加者は全員ベッターとしてプレイします。 

クラップスの遊び方

クラップスにおいては、ゲームの流れを把握することが最初の一歩です。ゲームはラウンド制で進み、カムアウトロールから始まって場合によってはポイントラウンドへ移行します。アクションの多くはパスラインとドントパスバーを軸に展開し、各ラウンドの進行を左右します。 

それでは、初心者向けに手順を段階別に紹介していきます。

シューターを決定

各ラウンドの開始時、いずれかのプレイヤーがシューターを務めます。資格を得るにはパスラインまたはドントパスベットを置く必要があり、志願者がいない場合や複数人が希望する場合は、ダイスが時計回りに回されます。オンライン版では自動メカニズムがシューターを割り当てます。

カムアウトロールを行う

シューターが最初に振るダイスをカムアウトロールと呼びます。結果が7または11ならパスラインが勝利し、2または3ならドントパスバーが勝利。12が出た場合は両ベットとも負け扱いです。その他の目が出た場合、その数字がポイントとなり、ゲームはポイントラウンドに移行します。 

ロールを続ける

ポイントラウンドでは、シューターがポイントか7を出すまでロールが続きます。ポイントが再び出ればパスラインが勝利し、7が出ればパスラインは負けです。7で終わる現象をセブンアウトと呼び、ラウンドは終了して新しいシューター決定へ進みます。 

クラップスへの賭け方：ベットの選択肢

パスラインとドントパスライン（ドントパスバー）はクラップスの基本ベットですが、他にも多様なオプションがあり、各ベットはダイス目を基準に異なる局面で機能します。 

以下で主なベットを見ていきましょう。

パスライン - 1:1

テーブル最下部または外側端に位置します。カムアウトロールで7または11が出れば勝利し、2・3・12が出れば負け。その他の目がポイントとなり、ポイントが再度出れば勝利します。 

ドントパスバー - 1:1

ドントパスパスラインのすぐ内側に並び、見た目は細いバーです。カムアウトロールで2または3が出れば勝利し、12はプッシュ。それ以外の目が出た場合は負けとなります。

カムとドントカム - 1:1

カムは中央の大きなバー、ドントカムはその隣の長方形です。カムは次のロールで7または11が出れば勝利し、2または3で負け。ドントカムはその逆になります。12は両方プッシュです。カムアウトロール後から賭けられ、勝利配当は1:1です。 

フィールド - 2または12以外は1:1

フィールドはワンロールベットで、カムとドントカムの間に描かれます。次のロールが2・3・4・9・10・11・12なら勝利。2と12は2:1、それ以外は1:1で支払われます。 

プレイスベット

テーブル最上部のポイント数字にチップを置き、指定した数字がポイントラウンド中に出れば勝利します。配当は数字によって異なります。 

選択肢と配当の表は以下のとおりです。

ハードウェイベット

ハードウェイはテーブル右側または中央に独立したセクションがあり、残りのレイアウトは左右対称に複製されています。ここは前述の賭けよりリスクも配当も高い点が特徴です。 

ハードウェイでは合計値ではなく、2個のサイコロが示す同じ目（ゾロ目）に賭けます。ゾロ目で的中しなければ勝利と認められず、途中でイージーウェイが出ると負けになります。 ベッティングオプションとペイアウトは以下のとおりです。

ハードウェイに賭けているあいだにポイントラウンドが終了する前、またはイージーウェイが出る前に狙いのゾロ目が出れば勝利です。 

例： 

• ハードウェイ4（2のゾロ目）に賭けている間に2・2が出れば勝利。ただし、7や3・1（4のイージーウェイ）が出ると敗北となります。 

ワンロール 

ワンロール（プロポジション）ベットはハードウェイの下に配置され、次の1投だけで勝敗が決まる一発勝負です。条件は比較的緩やかですが、配当はさらに高めに設定されています。 

シングルロールベッティングのオプションは以下のとおりりです。

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常に責任あるプレーを心がけ、困ったときはカスタマーサポートへ相談してください。サイコロを振って、自分のツキを試してみませんか？ 

よくある質問（FAQ）

クラップスについてよくある質問を以下にまとめました。

クラップスは運のゲーム？それとも技術のゲームですか？

クラップスは運のゲームですが、ベット方法を使用して長期的に勝つ確率を統計的に向上させることができます。 

クラップスでは何個のサイコロを使用しますか？ 

すべてのクラップスゲームで2つの6面ダイスを使用します。 

クラップスで同時に複数のベットを行うことは可能ですか？

はい、プレイヤーは同じラウンド中に複数のベットを置くことができます。 

シューターが7または11を振ったらどうなりますか？

カムアウトロールで、ダイスが7または11を示した場合パスラインベットが勝利します。 

クラップスの勝ち方は？

ラウンド中のダイスロールの結果に正しくベットすることで勝利します。 

クラップスで勝つ確率はどれくらいですか？

クラップスのすべてのベットタイプには独自の勝利オッズとハウスエッジがあり、勝利ペイアウトに影響します。パス、ドントパス、カム、ドントカムは1:1で最高のペイアウトオッズを持っています。